Caddy WEB サーバー V2でのWORDPRESS設定
2021年4月6日Go言語, Wordpress, wordpressテクニカル, テクニカル, トピックス
Caddy Webサーバーは記事でも過去に3回位書いているが、頻繁に仕様が変わってしまうWEBサーバーだ。意外とそれに翻弄されているエンジニアも多い。でも設計の思想が斬新で個人的には好みのWEBサーバである。
今回はWORDPRESSをCaddy V2.xで動作させて見ることにした。案の定、やってみるとV1の頃とコンフィグが変わっているし。そう来ると思ってた。一つ良かったことはrewrite処理を内部でやってくれるのでコンフィグでやる必要がなくなった。PHPの記述はH2プロトコルでお馴染みのphp-fpm(FastCGI)を使用します。
Caddy Webサーバの導入
Caddy Webサーバのインストールは前回の記事でVersion2の導入方法書いてあるのでそのとおりにやれば簡単
下記のCentOS7/CentOS8の導入方法が記事後半に掲載されているので参考されたし。
https://www.netmarvs.com/archives/3385設定ファイルの編集
設定ファイルは/etc/caddy/Caddyfileを編集するが、事前にオリジナル設定ファイルはリネームしてバックアップしておこう。設置ファイルを見てもらうとわかるのだが全く以前のrewrite設定の記述ブロックがなくなっていることがわかるだろう。Caddy V2ではrewrite処理は内部で処理するので基本的に不要なのです。特殊なケースではrewriteの設定は存在していますので今でも使えます。
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# mkdir /Caddy_log # chown caddy.caddy /Cady_log # vi /etc/caddy/Caddyfile www.abc-xyz.com:443 { tls /etc/caddy/cert/full.crt /etc/caddy/cert/private.key # experimental_http3 root * /var/www/vhosts/www.abc-xyz.com php_fastcgi localhost:9000 file_server encode gzip log { output file /Caddy_log/caddy-error.log { level warn roll_size 1gb roll_keep 5 roll_keep_for 720h } output file /Caddy_log/access.log { format single_field common_log roll_size 1gb roll_keep 5 roll_keep_for 720h } } header / { Strict-Transport-Security "max-age=31536000; includeSubdomains" X-XSS-Protection "1; mode=block" X-Content-Type-Options "nosniff" X-Frame-Options "DENY" } } |
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