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Apacheの未定義ドメインリクエストURLの落とし穴を埋める

Apacheの未定義ドメインリクエストURLの落とし穴を埋める


Apacheサーバを運営してありがちな失敗ネタをひとつ。専用サーバを借りてサーバ運営しているとVirtual Hostsに意識が行き過ぎて自分で Virtual 側で定義したドメインしかリクエストが来ないと思ってしまう。

でも実際はそうではありません。IPアドレスでURLを入力したり、定義していないVirtualドメインでURLを入力されたら全く想定していないコンテンツが表示されることがよく有ります。このケースでは設定を見直したりするのは中々骨が折れる作業なので、最も簡単な回避策は下記のvirtual hostsを新規で作り起動しておくと良いです。未定義のドメインやIPできたアクセスは直ぐに他のホストへ転送してくれます。

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SEO重複編:意外な落とし穴


WEBサーバのURLを処理する挙動には伝統的な省略がある。パス名「/」は「index.html」や「index.xxx」をデフォルトで読み込むわけだが、これも実は今のGoogleの重複検出フィルターの中では気を付けないといけない。


サイトの中に含むページの中には、リンクが「/」と「index.html」二つ存在しているような場合、Google側がどうも必ずしも適切な処理をしていない場合があります。


また、anotationルールでPCとスマホのコンテンツが存在する場合などはalternativeとcanonicalで相互の関係性を記述するのだが、これを書いていない場合、ある日突然MFIが適用されてしまうようだ。


つまり、スマホページとPCページがあるとanotationルールが適用されていない場合、重複だから片方を排除する。つまりスマホページを優先して検索結果にはPCページを無くしてしまう場合がある。最近このようなサイトをいくつか見ている。


この現象は、HTMLの記述においてスマホページをノーマルな素のHTMLで書いている場合は特になりやすい様だ。レスポンシブで書いている場合は問題が起きないが専用スマホページで記述する場合view portを設定しないでHTMLの幅や画像幅を低解像度のスマホで表示できるようにしている作りでは生じやすい。もちろん、anotationルールさえ適用していれば問題はない。

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