SEO対策用語集【canonical】
- 【canonical】
- もともと正規、基準という意味合いです。コンピュータ用語でいたるところで使われますが、複数の類似を扱う際に
同一視するためにどれが基準であるかを指し示す場合に使われています。
SEOではメタタグの一つとして複数の似ているページがあった場合、どれが本物のサイトかを指定する役目です。
WEBサーバのURLを処理する挙動には伝統的な省略がある。パス名「/」は「index.html」や「index.xxx」をデフォルトで読み込むわけだが、これも実は今のGoogleの重複検出フィルターの中では気を付けないといけない。
サイトの中に含むページの中には、リンクが「/」と「index.html」二つ存在しているような場合、Google側がどうも必ずしも適切な処理をしていない場合があります。
また、anotationルールでPCとスマホのコンテンツが存在する場合などはalternativeとcanonicalで相互の関係性を記述するのだが、これを書いていない場合、ある日突然MFIが適用されてしまうようだ。
つまり、スマホページとPCページがあるとanotationルールが適用されていない場合、重複だから片方を排除する。つまりスマホページを優先して検索結果にはPCページを無くしてしまう場合がある。最近このようなサイトをいくつか見ている。
この現象は、HTMLの記述においてスマホページをノーマルな素のHTMLで書いている場合は特になりやすい様だ。レスポンシブで書いている場合は問題が起きないが専用スマホページで記述する場合view portを設定しないでHTMLの幅や画像幅を低解像度のスマホで表示できるようにしている作りでは生じやすい。もちろん、anotationルールさえ適用していれば問題はない。