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UUIDを調べる方法 ディスク、ネットワーク、USB機器に役立つ

Linuxの世界では、コンピュータ機器をUUIDで管理する仕組みなっている。昔のUNIXにはこんなものはなかったが。 UUIDは名前に「ID」が入っている通り、他の機器と区別するための識別名である。

使うシーンとしてはディスク、ネットワーク、USB機器を定常的に装着して使う場合など役に立つ。 なぜUUIDが必要かというと、デバイスが差し込みスロットが違ったり、複数機器を装着したりするとデバイス名が変わってしまうからだ。 特にディスクなんかは多いと思う。最初使っていたデバイスが/dev/sda1だったのにディスクを追加したら/dev/sdb1になってしまった等 よくあることです。そんな時に便利なのがUUIDなのです。これでデバイス設定を行うと装着状態にかかわらず設定のし直しが不要となります。

では、このような時にどうやって設定したらよいかですが、USB機器なら装着後にdmesgで確認するとデバイス名が表示されます。 それをメモにとります。

あるいはSATAなどのディスクデバイスならfdisk やpartedでマザーボードに装着されているデバイスの一覧を確認することができます。

デバイスの確認方法について

ディスクのUUIDを調べる方法

3パターン紹介します。使いやすいものをどうぞ!

LABELでデバイスを指定する方法

UUID以外にLABEL名をつけて呼び出すことも可能。

これでディスクにラベルがついたので、fstabの中でUUID=xxxxxxの箇所をLABEL=xxxxに変更するだけでOKです。