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備忘録:Linuxで英語キーボード(macos兼用キーボード)での設定

Debian Linuxで英語キーボード(MACOS兼用型)で日本語を扱うためにMOZCの設定を行う際に意外と苦戦した。忘れないために記録を残す。使ったキーボードは以下のキーボード。中華製だが中々剛性がしっかりしたキートップ浅めのもの。早打ちにはありがたいタイプ。ペコペコしないので非常に良い。

Mozcの設定というかWindowsでも見慣れている日本語入力プロパティ

マウスでmozcの入力モードから選択してあげないと日本語や各種文字種に変更できない。英語キーボードにするとデフォルトはmozcの入力モードは「直接入力」になっている。この状態は英語キーの半角状態である。
流石に毎回この操作をマウスで行うのはツライ。ということでIMEキーのカスタマイズを行う。ベースはMS-IMEをベースにカスタムを行った。以下の写真のような設定にした。

CTRL+SHIFT+mがどこかのショートカットで使われているためか英語モードに戻らない。そのため「CTRL+Enter」で試してみた。結果は良好でした。

IMEのカスタマイズで出てくる入力状態の解釈

  • 直接入力:IMEの起動直後の状態 この後に通常ひらがな入力に切り替える。
  • 入力文字なし:例えば変換中ではなくて、ひらがな入力から別の文字種に変えたい場合はこの状態
  • 変換中:文字入力をひらがなで行っているとしてその途中でカタカナ、漢字、そのままひらがな候補出したい場合がこの状態
  • 変換前入力中:文字入力を開始して変換文字種を固定したい場合にこれを使う。
  • サジェスト選択中:入力したひらがなに対し色々な文字種を切り替えている状態
  • サジェスト表示中:入力したひらがなに対し色々な変換候補を一覧で出している状態