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NetBSDをレビュー中、備忘録として残しておこう! その1

初めて使うUNIX系OSのひとつNetBSDを今導入してレビュー中。 なんというか、昔のUNIXを思わせる感じで懐かしい。フォルダーツリーがやはりBSD系特有の場所にある。 一部導入したアプリはSystem-V系の使いなれたところ/etc配下に配置して使っております。

アプリを管理するパッケージャー

どうやらパッケージャーには変遷があるらしく幾つか選択肢があるようだがpkginを使うのが今風でよさそう。 最低限下記のコマンドを覚えておけばOKでしょう。

  • ★リポジトリの更新 pkgin up
  • ★インストール済みパッケージの更新 pkgin ug
  • ★パッケージのインストール pkgin in [ package name ]
  • ★パッケージの削除 pkgin rm [ package name ]
  • ★パッケージの検索 pkgin se [ keyword ]

サーバー全般を設定管理するフォルダー

NetBSDの標準的なサーバーセッティングパスは/usr/pkg/etcのようだこの配下に行くとデフォルトのOSアプリやOS設定に関する設定ファイルが置かれている。パッケージャーから導入したアプリ設定ファィルは基本的にここへ配置される。一部のアプリは配置不定で自由に配置できる。

システムのバイナリー&サーバーのバイナリーフォルダー

バイナリーは/usr/pkg/binもしくは/usr/pkg/sbinに配置されます。一般コマンドやサーバーユーティリティは/usr/pkg/binでサーバコマンドは/usr/pkg/sbinに配置されるケースが多い。

サーバーの付属フォルダー&サーバ内部サブユーティリティ

このフォルダーは/usr/pkg/share/サーバー名に配置される。

OS起動時のサーバー自動ロード設定

/etc/rc.confに登録済のサーバー&アプリ(/etc/rc.d/配下)の名称を記述して”YES”を書いておくと自動起動になる。なるほど昔で言うところのrc.localに記述する感じだね。
(例) npf=”YES”

WORDPRESSを導入できるようにアプリを導入。

今回はWEBサーバーはh2o webサーバ、FastCGIはphp81-fpm、DBはMariadbで構築を行ってみた。

今回はここまでにしておこう! 次回はh2oとphpライブラリー関連のエラーを抑え込む巻とする。