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謎:GSでAMPの認識が突如消える。

一部の顧客で見られる現象。まだ確信をもっていないのでなんともはっきりしたことは言えないが、今年の1月上旬頃まではAMPページを沢山認識していたサイトが1月の中旬頃から突如90%以上認識が消失してしまうという問題。AMP文法エラーも出ておらず、AMPリファレンスのタグも既存コンテンツに付いているのに消えてしまった。どう調べてもコンテンツには問題がない。でも認識が激減で困ったもんだ。

問題に対し浮かび上がる一つの疑念

問題が生じている顧客に一定の共通問題があることに気がついた。もちろんPCサイトとモバイルサイトは存在している。しかし、コンテンツの一致性が低い(スマホページとAMPページの相互ページに食い違いが多い)と言う点で共通している。最初からレスポンシブでサイトを作ってWPなどでAMPプラグインを入れて作成するケースではこのような問題は起きない。コンテンツが完全に一致するからだ。しかしPCサイトとスマホサイトが独立して専用で作られている旧来あるあるのケースではスマホサイトはスマホ専用に最適に作っているためPCとの乖離がある。AMP化する際にどちらの端末仕様のコンテンツに合わせる? あるいはAMP専用にオリジナルを作る?というところで迷うこともあるかもしれない。

残念ながら、AMPで相互する対象ページとAMPページがコンテンツ内容に食い違いが多いと登録から外れたり、エラーや警告が出る。これは昨年からすでにその傾向が出ていたが、登録が消えてしまうという問題は2020年1月中旬以降からでるようになった。おそらく、相互する2つのページはコンテンツの一致度が高くないと外されるのではないかという仮定に現在は思っています。

顧客にはレスポンシブでPCとスマホを一致させ、AMPを作る方向性で指示をしているためこれで改善するのではないかと期待をしています。結果が出たらまたレポートしたいと思います。