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Windows 仮想Linux WSLのバージョンを設定する。

仕事の内容によって使う仮想環境が異なるためwsl1とwsl2の切り替えが必要なケースが有る。

今回は導入する環境ごとの切り替え方法についてまとめる。

wslを使用するOSイメージの一覧を表示

デフォルトのwslバージョンを切り替える

先程実行した限りでは「Ubuntu-20.04」がデフォルトのWSL Linuxになっている。一覧表示の際にNAMEフィールドの先頭に”*”がついているものはデフォルトの意味になります。では、これを「Rocky_8_RC_Unofficial」の別Linuxに切り替えるにはどうしたら良いだろうか?

wslデフォルトにすることのメリット

メリットという程のものではないが、普通にpowershellからwsl Linuxを呼び出す際にコマンドラインから「bash」と入力するとデフォルト設定のLinuxに直ぐに切り替わるのだ。

最近のpowershellはタブで窓を複数起動できるので当にLinuxのterminalのごとく使えるのである。タブ起動でpowershellが起動するのでbashと入力すれば複数窓でOSの制御や状態変更できるのは便利ですね。多くの方はアプリ起動で専用のwsl linux terminalを使っていると思うが実はbashだけでwsl linux起動できるのだ。

デフォルトのwsl バージョンを切り替える

デフォルトを設定するとそれ移行に導入したWSL Linuxはそのバージョンを使うようになる 。ただし先程のOS単位でバージョンスイッチは可能なので変更は可能だ。そして「wsl -l -v」で気がついている方もいると思うがWSLはデフォルトバージョンを設定するとWindows全体がそのWSLバージョンに切り替わるわけではなく混在で同居できるのだ。